監督・脚本:オリヴィエ・アサイヤス
1970年代に「カイエ・デュ・シネマ」誌で映画批評を書き、のちに映画監督となる。『ランデヴー』(85)、『夜を殺した女』(86)など、アンドレ・テシネ作品で脚本の腕を磨き、『無秩序』(86)で長編デビュー。その後、『冬の子供』(88)、『パリ・セヴェイユ』(91)、『Une Nouvelle Vie』(93)、『冷たい水』(94)と意欲的に作品を発表し、1996年には香港スターだったマギー・チャンを起用して伝説のカルトムービー『イルマ・ヴェップ』を撮影し話題となる。ドキュメンタリー『HHH:候孝賢』(97)、『8月の終わり、9月の初め』(98)、『感傷的な運命』(00)、『DEMONLOVER デーモンラヴァー』(02)を経て撮影された本作『クリーン』では『イルマ・ヴェップ』に続き、元パートナーであるマギー・チャンが再び主演を務め、カンヌ国際映画祭女優賞を受賞する。その他の主な監督作に、『パリ、ジュテーム』(デ・ザンファン・ルージュ地区/06)、『レディ アサシン』(07)、カンヌ国際映画祭60回記念製作映画『それぞれのシネマ』(再燃/07)などがある。2009年には東京日仏学院にて未公開作を含むレトロスペクティヴが開催され、オルセー美術館20周年企画で製作された新作『夏時間の庭』と、音楽ドキュメンタリー『NOISE』も劇場公開する。



